小春日和
2013年 01月 16日
2日ほど前に関東地方では雪が降り、その雪による事故や怪我などのニュースで朝のワイドショーは持ち切りだ。
こちら北陸からみればちゃんちゃらおかしいほどの積雪量でも、備えのないところにとっては大惨事につながる。
普段雪の降らない地方の人にスタットレスタイヤを用意しろと言っても置いとく場所さえない。
都会の人達は長靴さえ持たない人が多いけど、雪の降っている時にハイヒールは無謀としか思えない。
事故に遭ったり、怪我した事のない人達にとっては怖いもの知らずで私たちから見れば事故が起きても不思議ではない。
そんな大雪のニュースが流れる中、どうしたわけかこちらは小春日よりの良い天気になった。
海は穏やかで風もなく、ちょっとそばまで行きたくなる。
結婚する前にこちらの海に冬に来た時は恐ろしいほどの波の高さで震え上がったけど、こんな穏やかな時もある。
こんなに良い天気なのに海の向こうに立山は見えず残念。海の向こうに山が見えるという景色は世界でも数カ所しかないらしいけど、私もたまにしか見た事がない。
さて、話し替わってこちらのスーパーのリサイクルコーナー。
こちらではどこのスーパーでもこんなコーナーがあり、牛乳パック、アルミ缶、ペットボトル、食品トレーを回収する。
スーパーに行く度に持って行くので家にはこれらのものは置いておかない。
こちらではスーパーで買い物をしてもプラ袋はもらえないので、皆買い物かごをぶら下げて行く。
以前TVで富山県は買い物袋の普及率が一番と言っていたのを聞いたが、何せ袋をくれないので、持って行かざるを得ない。
今日はめでたい日でもないのに、かまぼこコーナーにこんな可愛い鯛とカニのものを売っていた。
だからと言ってこんなものを普通の日には買わないし、この毒々しい色が苦手だ。
よく都会の人のお土産にこれを持って行くと聞くけど、本音で言えばほんとに喜んでいるんでしょうかしら?
こちらでは結婚式にばかでかい鯛の蒲鉾を引き出物としてつける風習があるけど、都会の人達がこれを貰うと喜ぶどころか重さと大きさ、持って帰ったところで食べられる訳もなく、駅のゴミ箱に捨てて行くという話しを聞いた。
一個数万円もする蒲鉾でもいらない人にとってはゴミと同じなんでしょうね。
いま、これが旬のようで、タラの白子に真子、結構安い値段で売っている。
私は料理がどうも苦手なので、これの美味しい作り方を知らない。
真子はタラの刺身にこれを粉々にしたものをまぶして、甘塩っぱい醤油で食べる。
これは美味しいけど、自分じゃ作った事がない。
これは富山県独自の料理法なんでしょうかしらね・・・
by yurikagorose
| 2013-01-16 22:18
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