グランドカバーいろいろ
2007年 04月 20日
4月20日(金)晴れ
今日レッスンをしていたら生徒は暑い暑いと言って部屋に入って来る。中には半袖になる大人の生徒もいてそんなに外は暑いのか思っていたら暑い筈富山市では23.9度もあったそうだ。初夏の陽気という事。
ここは庭の入り口部分。うちには結構レンガが敷き詰めてあるが中庭部分はレンガの間もすっきりと雑草をむしっている。が、この入り口部分にはこんな風にサギゴケなるものを敷き詰めた。去年はまだぱらぱら程度にしかなかったがこまめにレンガの間に移植したのだ。すると今年はほぼ全部のレンガの隙間を覆ってくれた。庭の一部分にしかなかったサギゴケを少しづつ移植するとこんなに増えるものかと内心驚く。
白く見えるのはサギゴケの花。可愛い花だがこれがレンガの間にびっしりと咲くと白い小道を歩いているような気分になる。
サギゴケはランナーを伸ばして少しづづ増えていくが根はそんなに深くないので移植したり撤去したりするのは簡単。グランドカバーの大原則はまず抜き易いという事だ。余りに増え過ぎた時は即抜かねばならない。レンガの隙間にだけ生えてほしいのにレンガ自体を覆ってしまったら歩き難くなる。簡単に増えてすぐ抜けるものが良いという事になる。
次は個性派のリシマキア。これもいやになる程すぐ増える。どこかの農業試験場で一番簡単に地面を覆うものは何かと昔実験した事があるようだがこれがダントツ一位だったそうだ。ほんの数ヶ月で覆う。ただ黄色が余りにも個性的で庭がまっ黄色に見える危険性がある。日当りの悪いところならグリーン色でいるようだが何せうちの庭は日当りが良すぎる。一部分にしておかないと色の氾濫になる。これもランナーでどんどん増え抜くのも簡単。
これはグレゴマ。今紫の綺麗な花を咲かせている。斑入りの葉がなかなか個性的で良いが小石の上にでも根を張ってランナーを伸ばす。が、これも抜くのは簡単。時々カットして増えすぎないようにしている。
うちには何種類かのセダムが生えているがこれは何という名前か忘れてしまった。色と品の良さではこれがダントツ一位。他のもののようにめちゃくちゃ増えはしないが多肉の割には冬越しもする。これを今増やすべく所々に移植している最中。困るのはもろいので踏んだりすると倒れる。レンガの隙間などには向かない。ポット苗で買うと結構高いのでこれは知り合いに泣いてすがって分けてもらうのが一番良い。(爆)
最後に雨の日のセダムをどうぞ。ガラス玉を付けているように見えるほど綺麗。
by yurikagorose
| 2007-04-20 21:53
| グランドカバー