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雪割草

4月1日(金)晴れ
今年の雪のしつこさに辟易しながらも晴れ間を見つけ、少しずつバラの誘引作業をしてきた。仕事をしたくても雪が残っていたり、寒すぎてとても外に出られる状態ではなかったりと、今年ほど仕事が出来なかった年も珍しい。去年もなかなか忙しくてできなかったがそれでも3月半ばには全部終わっていたのだから。
今日は久しぶりに晴れ渡り、やっとバラの誘引作業を終わる事が出来た。
毎年この誘引作業をする時になんでこんなにツルバラを植えてしまったのかと後悔する。
のど元過ぎれば熱さを忘れるということわざ通り、バラの季節になるとアーチにたわわに咲くバラを見るとその面倒さも忘れる。
しかし私もそろそろ脚立の上に乗っての作業は危なくなってきた。これからは減らして行く事を考えねばならないのかも。

寒くて外に出ない日が続いていたが思いがけず鉢置き場に雪割草が咲いていた。
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この雪割草はマニアの方が亡くなられ家族が売りに出した物だ。
という事はかなり貴重なもの?名前は青地合白覆輪と書いてある。
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しかし寒い日が続いてもこんな可愛い花を咲かせるなんて不思議です。

いきなりですが、これは3月27日の画像です。
雪割草_c0105306_21414238.jpg

雪割草_c0105306_21421541.jpg

3月も下旬になってこれだけ雪が積もるなんてひどいです。しかも毎日のように降るんですから手に負えません。
被災地の方達は避難所でこちらよりもっと寒い思いをしていると思うと胸が傷みます。早く暖かくなってくれればと願うばかりです。
地震、津波、おまけに原発事故と重なり、これから東北地方や福島の方達はいったいどうなるのでしょう。毎日仕事のようにニュース番組ばかり見てはため息が出るばかりです。
関東地方では計画停電が実施され、一般家庭はもとより工場や企業、店舗迄が一定時間停電になり電気の節約をしています。ここ北陸地方の電気は協力したくても関東にはヘルツが違うのでほんの少ししか送る事が出来ないようです。
被災地の人達の事を思うと胸が傷みます。こちらでは何の不自由もなく毎日が過ぎて行くのが何か悪い事をしているようにも思えます。私たちに出来る事と言えばほんの少しばかりの寄付と被災地の方達に送る物資に不足が出ないよう買い占めなどに走らない事です。
先日氷見市では被災地に送る物資の募集しました。私もほんのいくばくかのものを持って行ったのですが、車で体育館のようなところに行くと沢山のボランティアの方達がすぐに車の回りに集まり流れ作業で車から荷物を下ろしてくれました。あれよあれよと言う間に数人が車を取り囲みどんどん荷物を下ろしてくれるのには感動しました。信じられない程のボランティの人数です。あれ、あのおじさん近所の人だ、あれ、あの人はお寺の住職さん。
こちらでは休みの日になると店屋さんの前には学生や一般の方達が募金箱をかかえ皆懸命に募金を募っています。大きな入口の前には女子高校生が立ち、大声で募金を募っていて皆そこにお金を入れ活気があります。目立たない入口から少し離れた所では男子高校生がちょっと恥ずかしいのかうつむき加減に「お願いしまーす」と言ってました。それでもその離れた所まで行って募金箱に入れていた人達もいるのを見て、良かった〜〜と思いました。そしてそんな男子高校生達も街頭に立って募金をしているのにも感謝です。
今日本は気持ちはひとつになっています。被災者の方達に自分が出来る事は何か、こんなに考えさせられた事もありません。被災地に行きお手伝いも出来ないのをもどかしく思いますが、こんな厳しい状況で被災地に行き応援している方達には頭が下がります。
被災された方どうか元気を出して下さい。元の平穏な生活にいつかは戻れる日がやって来る事をお祈りします。
by yurikagorose | 2011-04-01 22:20 | 植物

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