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ジュリー

10月28日(火)くもり
9月30日に沢田研二が出演したSONGSという番組を見て以来、熱に浮かされたようにジュリーの映像や音楽を見たり聴いたりしている。
あの番組を見て完全にノックアウトされ、やられた〜〜〜〜。
ジュリーと言えばもう40年前頃のタイガースというグループサウンズで出て以来、スターの王座を守り続けた大スターだ。しかし2001年以来テレビ出演は一切せず、今迄の映像も総て使用禁止とし封印した。(所属事務所と何かあったのかも知れない)舞台やライブ活動のみ行って来たという事を最近になって初めて知った。どうりでテレビに出ない筈だ。
ジュリーと大騒ぎをされていた頃私はまったく興味がなかった。その頃私は歌謡曲という分野には全く興味が湧かず、もっぱら洋楽が本物と信じていた。
ジュリーが唄ってる歌はうろ覚えではあるものの、好きじゃなかったのに口ずさむ事は出来るのだからいかに流行っていたかが分かる。しかし敢えて唄おうとも思ってなかった。
しかし今になって興味が沸き、昔の歌をレンタルで借りて来て聴いたり、You Tubeやニコニコ動画などで見てみるといったいこの歌手はどれだけのヒット曲があったのだろうと思う程の映像がある。しかしジュリーのCDの古いものはもうレンタル店でも置いてないし、レコード屋にも殆どない。
私がジュリー全盛期の頃に歳が戻ったとしても、きっと前と同じように興味が湧かなかったに違いない。今の年齢になったからこそ、ジュリーの唄う歌の素晴らしさに気づいたのだ。
最近の私のジュリー狂いに娘も「今更ジュリー?」と呆れた声を出していた。
先日私の誕生日に娘が送ってくれたのがこのDVD。

ジュリー_c0105306_22582751.jpg

2007年に渋谷公会堂で開かれた「生きてたらシアワセ」というものだ。
この中の曲を聴いても私は殆ど知らないものばかりだ。
ジュリーファンになってからいろいろなサイトでジュリーの事を猛勉強した。
が、世の中ものすごいファンはうなる程沢山いて、殆どのコンサートは網羅し、CDは全部知り尽くしていてジュリーのブログも開いている人が沢山いる。
そんな人達から見ればこの歳になって今更ジュリーファンになるなんてと笑われるかも知れない。
しかし私は今のジュリーが好きなのだ。昔のジュリーはほんとに壊れそうなほど美しい。
今のジュリーはお腹もぷっくり出て、ステージで空を指す指も昔の映像ではあれだけ細かったのに年相応に太くなった。しかし声は以前よりももっと太くなり、何とも言えずに荒々しく素敵な声だ。
顔も皺が多くなり、顎もないほどに太ったけど、やはり素敵なオーラが漂っている。

ジュリー_c0105306_236958.jpg

このDVDの中でもっとも好きな曲は「探偵ー哀しきチェイサー」という曲だ。この曲はいったいいつ頃に発売されたものなのか調べてみると驚いた。最近の曲なのかと思っていたらこれは1978年に発売されたものなのだ。これは阿久悠が作詞したものだが、この事について彼が書いている。
あまり売れなかったが愛しい歌というタイトルだが読んでみるとなかなか面白かった。

ジュリー_c0105306_2314699.jpg

このDVDの中には沢山良い曲が入っているがそっとくちづけをこれも名曲だ。

昔のCDで唄っていたアマポーラは何故か余り好きではなかったが、このDVDの中ではアンコールで唄っている。このアマポーラはため息が出るほど絶品。
ジュリー熱は一気に燃え上がり、ついに還暦コンサートなるもの12月3日の東京ドームの切符も10月の初めに予約した。上京するとなるといろいろ忙しく大変だが、この目でジュリーを見て来る。
今迄ジュリーのライブの映像を観ると観客は彼と同じ振りを歌に合わせてしている。私はファンになって間が浅いので振りは覚えきれない。ジュリーのファンと言えば同年代の筈。あんな激しい動きについていけるかどうか今から心配だ。変に興奮してなりふり構わず踊りちぎって腰でも起こそうものなら。( ̄Д ̄;;
テレビに出てくれたおかげでこういうファンも増えたのですからジュリーさん、これから年に何回かはテレビに出て下さいね〜〜
by yurikagorose | 2008-10-28 23:23

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